●Williams FW29 発表!
2007年シーズン、日本人初のF1パーマネントドライバー中嶋悟の息子である中嶋一貴がテストドライバーとしてチーム入りした、ウィリアムズF1チームが新型車となる“FW29”を発表した。
去年は序盤こそ、新人ニコ・ロズベルグの活躍なんかもあり、期待もさせてくれたが、後半になるにつれ、性能でも信頼性でもトップには及ばずだったウィリアムズ。
今シーズンからエンジンがトヨタのものとなり、去年のコスワースエンジンより競争力は増すハズ。
ニューマシンはざっと見たところ、昨年型マシン“FW28”を基本に、今シーズンのレギュレーションやタイヤなどに合わせモディファイした仕様と言えそう。
近年のマシンデザインのトレンドである“ゼロキール”のサスペンションレイアウトに関しては、ほとんどのチームと同様に昨年から導入済み。
また、今シーズン全チームが使用する事になったブリジストンタイヤに関しても、いち早く去年から導入している。
タイヤは今年から大きく変わっているため、どこまで去年までのノウハウが活かせるかはわからないが、ゼロキールのサスペンションレイアウトと合わせ、去年を発展させたモノであれば活かせるデータは多いだろう。
一番目につくのは、上の段のウィングが特徴的なカタチをしたフロントウイングか。
ルノーのものと同じようなカタチではあるが、フロントノーズ前端付近から、一旦両側上に向かって持ち上がり、翼端板まで有機的な曲線を描きながら下がっていく形状。
フロントウイングと言えば、数年前に特徴的な“セイウチノーズ”をデビューさせたものの、シーズン途中で普通のカタチに戻してしまった事もあるこのチーム。
効果の程はわからないが、特徴的な部分だけにまた途中変更が無い事を祈りたい。
幾度もチャンピオン獲得の経験もあり、開発能力なども申し分無いはずなのに近年は長い期間に渡って低迷しているウィリアムズチームだが、新たに『レノボ』という大きなスポンサーも獲得した。
今シーズンは安定した体制で、エンジン提供元であるトヨタチームを食ってしまうぐらいの活躍期待したいところ。
絶対的な優勝候補のいない今シーズンは、名門チームにとって復活のチャンスとなるだろうか。
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