09.02.07

RENAULT R27

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メインスポンサーが“MILD SEVEN”から“ING”に変わり、マシンのカラーが大きく変わったルノーF1だが、今シーズンもチャンピオンシップの本命チームである事には変わりない。

チャンピオンであるフェルナンド・アロンソというドライバーを失った事は大きな戦力ダウンにつながりかねないが、このチームの総合力を考えるとアロンソの抜けたぐらいの穴は十分に補えそうだ。

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新型車『R27』をパッと見てみての印象は、MILD SEVENの水色部分がオレンジと白のINGカラーと変わったものの、去年型と比べて大きく変えてきたところは少ないなといった感じで、もともと完成度の高かった去年型『R26』の進化型と考えて良さそう。

大幅な変更を加えなかった事を特に印象づけるのは、ルノーだけが採用するVキール式のフロントサスペンション。
他のチームがこぞって採用し、今シーズンはフェラーリまで採用したゼロキール方式のハイマウントフロントサスペンションをルノーは採用してこなかった。
新しいブリジストンのタイヤに合わせ、多少の変更はあるものの今までのデータを活かせるよう確実なマシン作りをしてきた事が伺える。

そして、目につくのはサイドポッド部分。
R26にも増して抉り込まれたサイドポッド下部は近年のトレンドをさらに押し進めた印象だし、全体の形状も前端から後ろにかけての落ち込みが強くなっている。
特徴的なのはサイドミラーで、他のチームでもポッド前端に取り付けているフィンを延長させて、そのままミラーをくっ付けたようなカタチ。
去年からフェラーリがサイドポッド端にミラーを取り付けていたものを、より発展させ、エアロパーツの一部として利用してしまおうというところか。
しかもミラーと一体のフィンはサイドポッド横を通り、そのままリアのタイヤフェアリングまでつながっている。
このサイドミラー周辺のカタチは今まで無かった形状だけに、とても新鮮に見え、興味深い。
もし一定以上の効果があれば他のチームも採用するかもしれないが、結構かっこいいし個人的にはいいんじゃないかと思う。

結構手堅いクルマ作りをしてきた今年のルノーだが、2007年シーズンはどんな結果を残してくれるだろうか。
カラーリングに関してはちょっとまとまりが無いというか、若干速そうに見えないのだけど、車体自体のまとまりは良さそうだ。

今年エースドライバーとなったジャンカルロ・フィジケラは、結果を出さなければもう後が無いだけに、相当に気合いが入っているハズ。

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