18.02.07

TOYOTA TF107

toyotatf107_1.jpg

2002年にF1に参戦して以来、未だに勝利を挙げる事が出来ていないトヨタ。
そろそろ結果を出さなければ今後のF1活動の継続も危ぶまれそうだが、2007年シーズンを戦う新型車は例年通りいち早く発表している。

『TF107』と名付けられたニューマシンはカラーリングやスポンサーなどがそのままという事もあり、昨年型と大きく変わっていないように感じるが、実際にはかなりの進化を遂げているようだ。

toyotatf107_2.jpg toyotatf107_3.jpg

2005年こそ何度も表彰台に上がり、コンストラクターズ選手権でも4位につけるなど健闘したが、期待された2006年は前年の半分もポイントを挙げる事が出来ず、中段グループに低迷してしまった。
また、同じ日本メーカーであるホンダは去年初優勝し、後から参戦してきたBMWも予想以上の活躍。
状況的にはかなり追いつめられてきてしまっているトヨタだが、今シーズンはトヨタがモータースポーツに参戦して50周年という記念の年であり、日本グランプリの開催も今年からホームコースである富士に移る。
そういうったこともあり、今年のトヨタはかなり力が入っている。

ニューマシンTF107に関しては、今までV10時代からのモノコックを改良して継続使用してきたものを一新し、完全にV8エンジン専用のモノに変えてきた。
これによってマシンの重量バランスはかなり改善され、また今まで無理のある形で設定されていたハイマウント型のフロントサスペンションも自然な形で設定する事が出来るようになったようだ。

空力面でも、特にリアを中心にかなり改善してきているように見えるが、サイドポッド周りに関してはトップチームほど洗練されてはいない印象を受ける。
サイドポッド下部を大きく抉り、そこでダウンフォースを稼ぐというのが最近のF1マシンのトレンドとなっているが、その辺りはまだ少し甘いのか、何か理由があるのかもしれない。

カラーリングも含め、マシン自体があまり速そうに見えないのがちょっと心配だが、今シーズン、エンジンもタイヤメーカーもドライバーも去年から変更が無いのはトヨタだけ。
おそらく多くのデータがそのまま活用できる事や、組織が安定している事は強みになるハズ。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://piede-divino.com/mt4/mt-tb.cgi/1174

コメントする