26.02.07

HONDAのマシンカラーリングは地球

honda_ra107_a.jpg honda_ra107_b.jpg

今オフシーズンのテスト中、ずっと真っ黒な車体で走り続け、ひた隠しにされてきたホンダの2007年型マシン“RA107”のカラーリングがとうとう明らかになった。

そのカラーリングは地球をモチーフにしており、しかもスポンサーロゴが一切無いという新しい手法のもの。
前面に衛星写真を元にした地球が描かれている。

ホンダチームのリリースをそのまま引用させていただくと以下の通り。

Honda Racing F1 Teamは、2007年シーズン参戦に向け、環境をテーマにした新しいカラーリングとマーケティング手法を発表した。
このコンセプトには、「チームと、それをサポートしてくださる人々が一体となり、環境問題の解決のために取り組んでいこう」という力強いメッセージが込められている。


新しいコンセプトの概要は以下の通り。

新しいマシンカラーリングの採用
マシンへのスポンサーロゴの露出を廃止※し、環境問題に直面する地球をイメージしたカラーリングとした。

イメージのライセンス化
パートナー企業に対し、マシン及びロゴの使用をライセンス化することで、マーケティングツールとしての活用を可能とした。

協賛金の寄付
協賛金(スポンサーフィーやライセンスフィー)の一部を、環境保護団体などへ寄付を行う。

ウェブサイト上でのチャリティー展開
新たに設けるウェブサイト(www.myearthdream.com)上で、一般の人々がマシンのピクセルを購入することで参加できるチャリティーを展開する。
※レギュレーションで定められているノーズへのマニュファクチャラーロゴ(Hマーク)と、全チームにタイヤ供給を行うブリヂストンロゴ、チャリティーを募るmyearthdream.comのアドレスのみマシンに施される。

Honda Racing F1 Teamは、これまでのパートナー企業に加え、今回新たにユニバーサル・ミュージック社、ゲータレードブランドを扱うペプシコ社、フィラ社、IBM社、インストロン社、オリバースウィーニー社、パーキンエルマー社、昭和電工株式会社、テュフズード社、GFアジェ・シャルミー社ともパートナーシップを組む。

昨年新体制になり、初優勝できた事もあってホンダF1チームには相応の勢いが感じられるが、マシンのカラーリングに関してかなり冒険してきた。
世間では環境問題が叫ばれている中、F1といえどもそういった事が無視できなくなってきているのは確かなようだ。

このカラーリングには正直驚いたし、これなら今まで隠してきた理由もわかる気がする。

F1もタバコ広告が使用できなくなり、スポンサーを探すという事においては転換点にさしかかっていると言える。
今まではスポンサーなどもマシンにロゴが描かれる位置や大きさによって金額が変わっていたが、マシンやロゴの使用をライセンス化するとの事で、契約の形も今までと違うのだろう。
メインスポンサーのイメージカラーに車体が塗られ、いくつもスポンサーが入っているというのが、見慣れたレーシングカーのカラーリングだけに、慣れるまで時間はかかりそうだ。

こういったホンダのやり方が定着すれば、こういった大きなロゴの無いマシンも増えていくのだろうか。

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