●Audi A5
今年のジュネーブショーにおいて、アウディが初公開する新型クーペ“A5”はヨーロッパで3月6日から受注を開始する、4人乗りの上級クーペ。
1.8〜3.2リッターのエンジンが用意され、駆動方式はFFと4WD。
当然、実車を見る機会はまだ無いワケだけど、Audiらしく手堅い感じだなというのがパッと見てみた印象。
言い換えるなら、高級クーペらしい“華”という要素に若干欠けているんじゃないかと感じてしまった。
例えば、如何にも速そうといった感じだとか、見るからに豪華なイメージだけでなく、“高級クーペ”と言われる類いのクルマには、程度の差はあれ“何か特別な感覚”が必要なのだと思うが、写真を見た限りではこのクルマにはそういう要素が少し希薄だ。
アウディというメーカー自体が近年のラインナップにおいては、手堅く、信頼感の高いイメージを売りにしているだけに、そういった流れの延長にあるクーペなのだろう。
このクルマにとっては、見た目にわかりやすいモノより、実際に走らせると速いといった部分や精度の高さ、クオリティーなどにその“特別な感覚”を見いだすべきなのだと思う。
ただ、斜め後ろからのアングルの写真で見る事が出来る、ボディサイドの面の綺麗さには目を引かれた。
フロントフェンダーからのラインがボディサイドを微妙にカーブしながら通り、後端まで続いている。
こういった伸びやかなラインというのはクーペのボディスタイルならではの魅力だし、ボディ全体のシルエットもまとまりはいいようだ。
まぁ、それも実車を色々な角度で見ないと何ともいえない部分ではあるけれど・・・。
アウディというメーカー、ボクにとってはちょっと“頭の良さそうなクルマ”みたいなイメージがあって、欲しいと思えるものはなかなかラインナップには無いけれど、最近は新型のTTやR8みたいに、結構レースでのイメージを活かしたクルマもリリースしてきている。
このクルマにも高性能板の“S5”というモデルが用意される事になっているし、モータースポーツのイメージもしっかりも持っているメーカーだ。
「見た目には普通だけど実は凄い」みたいなクルマに魅力を感じる人にとってはアウディというブランドはかなり手堅いだろうけれど、こういった地味な2ドアクーペだと、ただでさえ2ドアの売れない日本では販売面では苦労しそう。
はたして日本には導入されるのだろうか。
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