●小排気量のコンパクトなMT車
一昨日から昨日にかけて大学時代の友人と久しぶりに集まり、かなり楽しい時間を過ごさせてもらったが、その帰りに友人のうちの一人が乗ってきていたコンパクトカーを自宅まで運転させてもらう事になった。
そのコンパクトカーというのは、トヨタの世界戦略車“Vitz”の初代モデル。
しかも、スポーツグレードの“RS”でもなければ、ターボでもないのに何故かギアボックスはマニュアル。
なんでも友人の親御さんがAT車を運転出来ないかららしいが、そんなワケでかなり久しぶりに1リッターという小さな排気量のマニュアル・ギアのクルマを運転する事に。
初代Vitzというクルマ、欧州でも生産・販売されたトヨタの国際戦略車だが、そのデビューは1999年でデビューしてからもう8年にもなる。
新しいクルマじゃないだけに、運動性能も含めて乗り心地なんかはお世辞にも誉められたモノじゃないが、かと言ってそんなに悪いものでもなかった。
真夜中の幹線道路をそこそこのペースで走っただけだけど、ハッキリ言って遅い。
足回りも頼りない。
当然、シフトチェンジした時の剛性感なんて全くない。
でも、やっぱり小型車、特に排気量の小さなクルマはマニュアル・ギアボックスに限る。
ヨーロッパなんかだと小型車はマニュアルで乗るものみたいなイメージがあるそうだが、日本においてはまずほとんどがATだろう。
頼りないトルクのエンジンを高回転まで引っ張りながら、なんとか元気に走らせるというのはコンパクトなマニュアル車だけの楽しみだけに、そういった事を楽しめるクルマが少ないというのは少し悲しい。
ありきたりな言い方をしてしまえば、文化の違いといったところなのだろう。
これで足回りがもう少し引き締まりつつもしなやかで、アクセル・ブレーキ・クラッチのペダル配置が良ければ・・・、なんていうのをこのクルマに求めるのはちょっとばかり贅沢か。
しかし、普通のグレードのヴィッツでマニュアルのクルマを運転できるなんてなかなか無い機会だ。
ホントに普通のコンパクトカーというものを、30分にも満たないような時間だったけれど楽しませてもらった。
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