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2007年03月07日

●Fiat Grande Punto Abarth

punto_abarth01.jpg

いよいよ始まるジュネーブモーターショーでフィアットが発表するのが、“グランデプント・アバルト”という名のグランデプントの高性能仕様。
このグランデプント・アバルトによって、フィアットは“アバルト”というハイパフォーマンス・スポーツカーのブランドを復活させようと目論んでいるようだ。

アバルトと言えばサソリのバッジがトレードマークだが、公開された写真はまさにイメージそのまま。
グランデプントの影がサソリのカタチになっている。

punto_abarth02.jpg

元々アバルトというのは1947年にカルロ・アバルトによって創業されたチューニングメーカー。
フィアットのクルマをベースにしたマシンでレースシーンにおいて活躍したが、その後フィアットグループが吸収。
最近ではフィアット車のスポーティなグレード名として使用されることが多い。
当時からサソリのエンブレムをトレードマークとして使用していたアバルトだが、現代のフィアットにおいても、“アバルト”グレードのクルマはそのバッジをどこかしらに付けていて、高性能をアピールしている。

フィアットにおける“アバルト”は、例えばメルセデスにおける“AMG”やBMWの“M”などと同じように、単にスポーツグレードといった以上のネームバリューを持つのも事実。

そういったアバルトのブランド展開にちょっと本気になったフィアットは「グランデプント・アバルトS2000」というクルマで、まずは2006年よりイタリアラリー選手権と、欧州ラリー選手権に参戦。
そこで早速優勝し、サソリの毒がまだまだ失われてはいない事をアピールした。

市販されるグランデプント・アバルトは、エンジンは同じ1.4リッターながらターボを搭載。
通常のグランデプントの95馬力に対し、150馬力の最高出力を発揮。
アルファ147に乗る前に試乗した、1.4デュアロジックはかなり非力な印象を受けたが、これだけエンジンの出力が違うと印象は全く違う事だろう。
刺激的なスタイルに見合うだけの走行性能はしっかり持ち合わせているようだ。

さらにフィアットでは新たにアバルト事業部をたてて、新たにアバルト使用のクルマの開発、さらに既存車種に向けてのチューニングパーツまで開発すると言う。
どうやらフィアットは、若いオーナーが安全で経済的にモータースポーツに参加するのを援助するというのを狙っているようで、こういった志は途中で方向転換することなく、長期にわたってしっかりと継続していただきたい。

まだまだ発表されたばかりで、日本導入なんて話はよくわからないが、これでフィアットのラインナップには本当に魅力的なクルマが1台加わることになる。
デザインはいいんだけど、ちょっと動力性能的に物足りないなぁと思っていた人にとっては、まさに理想的な1台になるんじゃないだろうか?

つい先日も新型の「ブラーボ」について書いたばかりだけど、最近はFiatも調子が良くなかなか元気なようで嬉しい限りだ。
もうすぐ「500」も発売されるというけれど、そちらの方にもアバルトを展開していくんだろうか。

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