●モナコはマクラーレンの1-2!
伝統のモナコGPはフリー走行からずっと好調を維持したマクラーレンが、3位以下を大きく引き離す1−2フィニッシュ。
フェルナンド・アロンソはチームこそ変わったものの、去年に続いてのモナコGP2連覇。
雨が心配されていた今年のモナコGPだけど、決勝ではレース中に雨が落ちてくる事も無く、路面はずっとドライ。
大きなアクシデントも起こらず、完走は19台と、ミスが即クラッシュにつながる市街地コースという状況を考えるとほとんど波乱の無いレース展開で、目立ったのはマクラーレン2台の驚異的な速さばかり。
予選のトラブルによって15番手からのスタートとなったフェラーリのキミ・ライコネンは、追い上げて8位に滑り込んだものの、抜けないモンテカルロ市街地コースでは大きな見せ場も無かった。
結果は3位フェラーリのフェリペ・マッサ、4位にルノーのジャンカルロ・フィジケラで、フィジケラは今シーズンのベスト順位。
5位にはロバート・クビサ、6位にニック・ハイドフェルドのBMWザウバーの2台。
7位がウィリアムズのアレクサンダー・ブルツで、8位がライコネンというのが入賞圏内の順位。
中段グループは、序盤ハイドフェルドより後ろになってしまったドライバーがピットストップ1回か2回かで完全に明暗が分かれる。
ペースの上がらないタイヤとたっぷり積み込まれた燃料によって、かなり遅い状態のハイドフェルドが抜けないモナコでずっとフタをしたカタチになり、速いペースで走らないといけない2ストップ作戦のドライバーにとっては完全に作戦が機能しなくなった。
しかし、マクラーレンというチームはドライバーが前年のチャンピオンと今年デビューのルーキーという組み合わせであっても、容赦なく競い合わせる。
1回目のピットストップ直前の、両ドライバーのギリギリのアタックはテレビで見ていても攻め込んでいるのが明らかにわかるぐらい。
派手にスライドさせながらコーナーを駆け抜けるアロンソの走りにはシビれたけれど、それに引けを取らないペースで周回する新人ルイス・ハミルトンには本当に驚かされる。
3位のマッサが遥か後方になっても、レース後半までマクラーレンの2台は流して走るような事は無かったように思う。
これで、ルイス・ハミルトンは勝利こそ無いものの、デビューから5戦ずっと表彰台を獲得。
注目度もどんどん上がるワケだ。
次は舞台を北米に移してのカナダGP。
フェラーリは得意としている北米2連戦で巻き返す事が出来るだろうか。
ライコネンもそろそろフェラーリでの2勝目を挙げておかないと、そろそろまずい頃だろう。
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