29.05.07

動植綵絵

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2日前の日曜日、京都まで絵を見に行ってきた。

目的は鶏の絵を得意とした江戸時代の画家、伊藤若冲。
その代表作と言われる“動植綵絵”が普段所蔵されている宮内庁三の丸尚蔵館から、120年ぶりに京都に帰ってきて、本来共にあるべき“釈迦三尊像”と合わせて展示されるという「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」。

お茶のペットボトルのデザインなんかにそのモチーフが使われていたので、結構知っている人は多いかも。

ボク自身も結局のところ初めて知ったのは、そのお茶のペットボトルのグラフィック。
幾重にも重なるように描かれた、密集した鶏の絵を見て、すぐに心惹かれ、誰が描いた絵なのかを調べたのを覚えている。

その後、いくつかの若冲関連の展覧会も見に行ったけれど、今回の動植彩絵は格別だった。

まず、日曜日というのもあって、人が多い。
しかも並大抵じゃなかった・・・。

まず、入場券を買うまでに並ぶのだけど、並び始めて券を買う事が出来たのが1時間以上並んだ後。
それで入れるのかというと、そうじゃない。
そこから承天閣美術館の入り口までさらに2時間近く並ぶ。
館内に入ったら入ったで、展示室に入るまでに並んで待たされる。

ハッキリ言って人多すぎだった。
「万博でもこんな並ばへんかったなぁ・・・」なんていう声も傍から聞こえるぐらい。

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それでも、実際に釈迦三尊像と動植綵絵を目の当たりにすると、ここまで待った甲斐があったなぁと感じさせてくれる。

その色合いは修復こそされているものの、300年も前に描かれたとは思えない鮮やかさ。
細部に至るまで描き込まれた動植物の描写には本当に驚く。

写真では何度も見ていた動植綵絵の30幅だけど、実物は写真とは全く違った存在感だった。

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こうやって釈迦三尊像3幅と動植綵絵の30幅が並ぶ事は、また長らく先になるに違いない。

ずっと突っ立って眺めていようかと思ったけれど、ちょっとばかり人が多い。
しかも、ちょっと並ぶのに疲れた。

最期に少し離れたところから全体を見て、会場を後にする。

当然図録も買ったワケだけど、印刷じゃあの色彩は表現するのは少しばかり難しいらしい。

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