08.08.07

ハイブリッドって得なのか?

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昨日は407km/hの最高速を出している時に0.8km/Lなんて、あまりにろくでもない燃費を記録してくれるクルマの話だったので、今日はもう少し現実的な燃費の話。

最近テレビを見てても、クルマに関するニュースで目にするのはガソリンが高いって話題ばかり。

そんな中で何千円もする燃費改善グッズが売れているとか、ハイブリッドカーが前年比何割増で売れているとか、燃費を気にする人が増えてきているんだろうなと思わせる話をよく耳にする。

でも、例えば乗っているクルマをハイブリッドカーに買い替える事は、ホントに節約になるのかどうか。
普通のクルマよりも値段の高いハイブリッドカー、その差額を燃料代で取り戻すには相当な距離を走らなきゃいけないと聞いた事がある。

実際どうなんだろうと思って、ざっと計算してみた。

ハイブリッドカーで一番メジャーな車種はプリウス。
まぁ、プリウスの場合で計算してもいいんだけど、ここでは同じ車種でハイブリッドと通常のガソリンエンジンの両方が設定されているクルマ、トヨタのエスティマで考えてみた。
ハイブリッドだからという理由だけでプリウス指名買いって人もいるだろうけれど、クルマって用途で選ぶ事が多いだろうし、全く同じ用途で同じようなデザイン、それで比べようと思ったら同じ車種で両方が設定されているクルマの方が比べやすそうっていうのが、その理由。

まず、通常のエスティマとエスティマ・ハイブリッドの価格差は同じ4WDの最安グレードの比較で75万円ぐらい。
燃費は通常のエスティマが12.4km/L、ハイブリッドの方は20km/L。

今のガソリンの平均単価は145円らしいので、それを基準に1万km走るために必要な金額を考えてみると、通常のエスティマは10000/12.4×145で、大体116,935円。
ハイブリッドの方は10000/20×145で、こちらは72,500円。

116935-72500という計算から、1万キロ走る毎に44,435円ハイブリッドの方が得になってくる。

通常のエスティマとエスティマ・ハイブリッドの差額は750,000円だったので、44,435円で割ると約17という数字が出てきて、ハイブリッドにした差額分を取り戻すには17万キロ走らないといけないという事がわかる。

なんか、小学生向け教育番組みたいな文章になってしまったけれど、値引とか、税金とか、保険とか、燃料代以外の維持費とか小難しい事は完全に省いて計算してみると、こんな感じ。

17万キロなんて走行距離、かなり良くクルマに乗る人じゃないと、なかなかそこまでいかないんじゃないかと思える。
1年1万キロ程度の走行距離の人だったら、17年かかるという事で、もし『燃費が良い!』という理由だけでハイブリッドカーにしようなんてなんて人はちょっと考えた方がいいかもしれない。

まぁ、明らかに燃費の良くないクルマに乗っているボクは、別にハイブリッドを否定する気はさらさら無い。
ハイブリッドならではのモーターによる出足の良さとか、普通のクルマとはちょっと違う走行感覚とか、環境の事を意識しているんだという主張を周囲にアピール出来るといった部分などなど、価格以上の価値はあると思う。

ボクは通勤にはクルマを使わないし、クルマは道具というよりは大きいオモチャ的な認識で捉えているので、実用性よりも無駄な部分に魅力を感じる方。
そういう捉え方でいくと、ハイブリッドの魅力ってコストパフォーマンスじゃ無くて、“新しい技術”といったところかも。

燃料代だけを考えるんだったら良く出来たディーゼル車や、最近の小型車を選ぶ方が賢い選択と言えそう。
ただし、ガソリンの値上がりがどんどん続いて、今の倍以上とかになってきたら話は変わってくるけれど。

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