13.03.08

イタリアのカロッツェリアも最近は厳しいのかも

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少し前にベルトーネの破産手続きが開始されたというニュースを見たけれど、今度はピニンファリーナが経営安定のために総額1億ユーロの第三者割当増資を行なうと発表。

2007年度決算で1億1490万ユーロの損失を計上したというピニンファリーナ
株価も下がっていて、経営立て直しが急務といわれている中での対策の1つなんだろうか?

引き受け先のひとつが、フランスの複合企業ボロレ・グループ。
昨年12月に新型電気自動車の開発・生産に関するジョイントベンチャーをピニンファリーナと合意している。

ピニンファリーナと言えば、イタリアのカロッツェリアの中でも名門中の名門だし、カロッツェリアと聞いて真っ先に名前が思い浮かぶのがここ。

そんなピニンファリーナでも経営が厳しいという事は、カロッツェリアという業種自体にここ最近はあまり需要が多く無いのかもしれない。

確かに、市販フェラーリのデザインは今でもほとんどがピニンファリーナによるものだし、アルファ・スパイダーや、コルトCZCなんかの生産を担当していたりもする。

でも、例えば、昔は日本メーカーでもピニンファリーナジウジアーロなんかのカロッツェリアに新型車のデザインを委託したなんて事を前面に出してアピールしていたものだけど、最近ではあまりそういう事は聞かなくなった。

それに、誰々がデザインしているクルマだから欲しいなんて言うような人はクルマ好きでもさらに一部の人達だけだろう。

メーカーが社内にしっかりとしたデザインの部署を持ってる今、車体だけ作って、内外装のデザインは名のしれたデザイナーになんて事が減ってるんだろうなぁ。

ボクとしては、そのクルマのメーカーのエンブレムだけじゃなく、デザインを担当したカロッツェリアのエンブレムが付いてると、何となく嬉しい感じがする。
147の場合、マイナーチェンジの時に関わったと言われてるジウジアーロのエンブレムが付いていないのがちょっと残念だったりするぐらい。

とにかく、カロッツェリアなんて言うのはイタリアのクルマ文化を語る上では書かす事の出来ない存在のハズ。
イタリアにはそういうある種の財産を大事にして欲しいもんだけどなぁ。

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