11.06.12

2012 Rd.7 F1カナダGP

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2012年F1世界選手権第7戦カナダGP。
サーキット・ジル・ヴィルヌーヴを舞台に行われた決勝レース。
マクラーレンのL.ハミルトンが今シーズン初優勝。
これで、今シーズンは7戦目でウィナーが7人というさらに大混戦な状況に。

レース終盤はハミルトン、アロンソ、ベッテルの3人がトップを争う展開。
その中でいち早く2回目のピットストップを行ったハミルトンが3番手に落ちつつも再度追い上げて逆転成功。
ステイアウトし、1回ストップ作戦を敢行したアロンソはタイヤを使い切りズルズル後退。
結局5位に。
ベッテルも1回ストップかと思われたけれど、63周目にピットイン。
こちらは新しいタイヤでなんとかアロンソの前に出て4位。

ベッテルとアロンソがタイヤの消耗で順位下げる中、入れ替わって順位を上げたのがグロージャンとペレス。

結果、表彰台は1位ハミルトン、2位グロージャン、3位ペレスというちょっとフレッシュな顔ぶれに。

6位はロズベルグ、7位ウェバー、8位ライコネン。
ペレスとはタイヤ戦略を分けたザウバー、小林可夢偉が9位。
10位がマッサで、ここまでが入賞、ポイント獲得。

荒れたレースになりやすいカナダで、今回はセーフティカーの出動も無く、比較的穏やかなレース。
さらにDRSがゾーンが去年の2カ所から1カ所に減らされ、距離も短縮された事でオーバーテイクも難しく、順位も変動しにくくなった。

そして、結局のところ勝敗を分けたのはピレリタイヤの使い方。
1回ストップで上手くタイヤを保たせたグロージャンとペレスは表彰台を獲得し、ハミルトンは保たせられないとわかれば2ストップで速いペースで周回する事で1回余分に入ったピットストップ分を取り戻し優勝。
それに対して、1回ストップにこだわったフェラーリ、アロンソは最後使い切ったズルズルのタイヤで抜かれる一方。
ベッテルも1回ストップでいくつもりだったんだろうけれど、最後の最後でもう1回入り、アロンソよりはマシな結果に。

ペレスが3位で表彰台を獲得した一方、9位に終わった小林可夢偉は序盤でソフトを履くバトンとライコネンに前を走られてしまった事、1回目のピットストップ後はディ・レスタにに前を塞がれてしまった事が敗因かなと思う。
去年だったらオーバーテイクもしやすく、どこかで前に詰まっても比較的簡単にオーバーテイク出来たんだろうけれど、今年のカナダでは可夢偉に限らず、前の遅いクルマに付き合わされてペースを上げられないという状況が結構あった。
簡単にオーバーテイクが出来てしまうのも微妙だけど、ほとんど出来ないような状況というのもあんまりなので、やっぱりDRSゾーンの設定はなかなか微妙。

ハミルトンが7人目の勝者になって、チャンピオンシップでも首位にと、より一層混戦模様になってきた今シーズンのF1だけど、これまでの7戦の中ではちょっと面白みに欠けるレースだったかな、今回のカナダ。
まぁ、最後まで目の離せない展開ではあったけれど、あまりにもタイヤに依存する部分が多すぎて・・・。

次戦第8戦は6月24日決勝、バレンシアで行われるヨーロッパGP。
市街地コースで、抜きどころも少ないイベントではあるけれど、今年は面白いレースになる事を期待。
抜きにくいコースという事で、予選、それにタイヤ戦略が重要になるハズ。

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