2012 Rd.12 F1ベルギーGP 予選
2012年F1世界選手権第12戦ベルギーGP。
雨にたたられた金曜日から打って変わって、ドライコンディションのもと行われた土曜日のセッション。
気温が低く、ドライとはいえ所々にウェットパッチがあったフリー走行3回目を終えると、公式予選は路面も十分乾いた中でのタイムアタック。
フリー走行で十分走り込めなかったN.ロズベルグがQ1敗退、去年のポールシッター、S.ベッテルがQ2で姿を消すという波乱もある中、マクラーレンのJ.バトンが3年ぶりのポールポジションを獲得。
予選で速いイメージがあまり無いバトンがQ2からかなり速かった。
そして、そのバトンに続く2番手タイムをマークし、最前列グリッドを確保したのがザウバー、小林可夢偉。
自身としても、日本人としても予選最上位。
最初のフリー走行から好調だったので期待していたけれど、まさかここまで良いグリッドを獲得してくれるとは・・・。
3番手タイムはP.マルドナド。
だけど、他車の進路を妨害したという事でペナルティ。
3グリッド降格で、スタートは6番手から。
4番手タイムだったライコネンが繰り上がりで3番手スタート。
こちらもスパを得意としているだけあって、同じチームのグロージャンと比べてもかなり速い。
今年のロータスが予選よりも決勝で速さを発揮する事が多い事を考えると、スパでこの位置からスタートするライコネンはかなり面白い。
5番手はペレス、6番手はアロンソで、この2人もマルドナドが下がる事でそれぞれ繰り上がり。
7番手ウェバーも、ギアボックス交換ペナルティで5グリッド降格。
スタートは12番から。
8番手ハミルトン、9番手グロージャン、10番手ディ・レスタという予選トップ10。
その後ろのベッテル、ヒュルケンベルグはベッテルが下がった分で繰り上がり。
とにかくもう、今回は小林可夢偉2番手スタートという事で期待大。
スタートでバトンの前に出て、そのまま逃げ切りで初優勝を期待したいけれど、相手もレース巧者なチャンピオン。
すぐ後ろにはまたまたチャンピオンのライコネン。
チームメイトのペレスを挟んで、スタートが速く、レース運びも上手い、これまたチャンピオンのアロンソと、ちょっとでもミスをしたら一瞬でその隙を突かれそうな面々。
まぁ、でも、予選でこれだけ速かったんだから大丈夫。
キッチリと走れば表彰台。
3番手マルドナドが下がって、スタート直後に突っ込まれる心配が少なくなったのも悪くない。
・・・いや、ちょうど可夢偉の後ろぐらいで後続を抑えてくれる方が良かったかな。
小林可夢偉が最前列からスタートし、どんなレースを見せてくれるのか。
本当にスタートの瞬間が待ち遠しいベルギーGP。
決勝レースは日本時間で9月2日21時から。
今からでも遅くないから、フジTVは急遽地上波の放送した方が良いんじゃないか、ホントに。
コメント[2]
今回のレースは期待大ですよね。
フロントローからのスタートは見ている方も
ドキドキですよね。
リアルタイムで見れないのが残念ですが、
21:00からはWebでチェックしたいと思います。
小林可夢偉がんばれー
Posted by think147 at 2012年9月 2日 19:03 | 返信
>think147 さん
今回のベルギーGP、本当にスタートが待ち遠しいですよね。
小林可夢偉が最前列からスタート、物凄く心拍数が上がりそうです。
是非とも、この予選結果を決勝で素晴らしい順位につなげて欲しいですね。
初優勝期待してます。
Posted by ま ろ at 2012年9月 2日 20:10 | 返信
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